二神 慎之介 写真展「羅臼」-漁師の海・ヒグマの山-

2023年3月29日

HOTEL EMERALD ISLE
2F GALLERY
3/30(THU)~4/25(TUH)
10:00~20:00 OPEN
※4/5~4/11 CLOSED

ここ石垣島より遠く、日本の正反対に位置するともいえる知床半島『羅臼』。聳え立つ知床連山を背に、目の前には根室海峡。その深く豊かな海には、産卵に戻ってくる鮭をはじめ、多くの魚や海棲哺乳類が訪れます。秋になれば、大きな定置網が鮭でいっぱいになり、朝に夕に多くの漁船が出入りする漁港は活況を呈します。
冬には、遠くロシアより流氷が押し寄せ、養分を含んだ氷が春に溶けることで、海の豊かさを支えています。羅臼という土地において、人間を含めた多様な生き物たちを繋いでいるのは海であり、山であり、鮭たちです。海から山まで、日本の北端にある独自の自然の美しさと厳しさを感じていただきたいと思います。

■ 二神 慎之介 プロフィール
アウトドアギアの広告や、雑誌記事、落語家等の撮影を行う。自然写真家として雑誌や教科書等に写真やエッセイ、物語を寄稿しながら、ヒグマや漁師等を中心に野生動物、自然に係わる人々を題材に撮影活動を続けている。2021年9月、写真絵本「森と川、山と海 ヒグマの旅」(文一総合出版)を上梓。